買取のメリット

不動産の買取といいますと、個人間売買の仲介取引よりは金額が安くなるデメリットがあり売主様が避けられるケースが多かったですが、昨今不動産の買取をご希望される方が以前より増加傾向にあります。

その理由として、

①購入者とのトラブルを避けられる。

個人の方が買主となることの多い仲介取引では売主に契約不適合責任がありますが、買取業者が相手の買取取引については、買取業者は宅建業免許を取得した専門家のため、売主の契約不適合責任が免除されるケースが一般的となっております。そのため、不動産を引き渡した後にトラブルが生じない点は大きなメリットがあり、安心して取引が行えます。

②すぐに現金化できるため、売却金額が確定しやすい。

仲介での売り出しの場合、その査定額はあくまで想定金額であり、絶対売却できるといった確定の金額ではありません。そのため、すぐに売れたり、逆に1年以上売れない場合もあります。早期に売却金額を確定したいといった、住み替えのための売却、離婚や転勤、不要な不動産の相続などのケースは買取を検討して頂くのもメリットがあります。

③近所に知られずに売却できる。

不動産業者へ売買の仲介を依頼すると購入者を広く探すためにインターネット広告等を行います。当然、売却される物件の金額や内観・外観の写真等も掲載されるため、不特定多数の方々に物件の詳細を知られてしまいます。しかし、買取の場合は、不特定多数の方へ向けた広告を行わないため、周囲に知られずに不動産の売却を完了することができます。

仲介・買取どちらにもメリット・デメリットがありますので、売主様のご事情を踏まえ、適切な提案をさせて頂きます。